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altbooks 警察の警察による警察のための交通取り締まり メディアワークス

やっと購入。あまりに露骨な交通安全協会と警察との癒着。レッカー代などそのまま交通安全協会に入るしくみ。交通取り締まりとは、OBの天下り先である交通安全協会のための営業活動だったわけね。金額が金額だから、たいてい泣き寝入りしてしまうし、取り締まり自体も不公正・不公平だと分かっているから、運が悪かったという納得の仕方が当たり前になっている。そうした態度が、この不正の構図を助長している。こんなにも露骨な癒着や不公正がなにも手付かずに残っている日本て何・・・?途上国のような賄賂社会ではないから良かったと思っていたが、誰かが書いたように、賄賂がシステムとして組み込まれているだけなのだった。不正も上品であるところが洗練されているというんじゃ、お話にならないよ。

 世紀末の作法(宮台真司)メディアファクトリー/リクルート

「朝生」なんかでしゃべっているのを見て興味が湧いた。結構まともなことを言っているようにも思えたのだが、何か言いかけたとたんに、田原総一郎に遮られて「何言ってんだい、エリートのくせに」などと怒鳴られるので笑ってしまった。この人の本を読むのはこれが始めて。でも・・・・・あんた、他に書くことないんか、といいたくなるように、例のおんなじ主題ばっかり。この人に入ってくるデータは確実にかたよっているよ、きっと。
「諸君!」で”ぼくちゃん社会学者”、とバッシングされていた。読んでみると、いかにも歪んだ主張しているようにもみえる。悪意たっぷりだが「諸君!」じゃしょうがない。 でもそこに登場した小田晋のほうが”ぼくちゃん顔”なので、これも可笑しかった。
 

「困った人たち」とのつきあい方(ロバート・M.ブラムソン)河出書房新社

あれっ・・・ちょっと思っていたのとは違ったなあ。心理学とか言うのではなくて、単に広い意味でのビジネス書というところらしい。ビジネスの人間関係の中でどうするかということを、徹底的にドライに書いてある。人間がまるでチェスの駒か何かみたい。もちろんいろいろな性格タイプにどう対応するかということは、参考にはなるのだが、それだけで止まり、即物的で、これがより深い人間理解につながるという感じはまったくしない。うまくやっていけば、もうそれですべてなのだ。こんな本が売れるなんて、日本も無味乾燥な社会になってきたのかなあと、思わされる。

お言葉ですが・・・「それはさておき」の巻 (高島俊男)文芸春秋

一巻目はまあ、面白かったのだが、2冊めはどういうわけか、年寄りの挙げ足取りというニュアンスが強く感じられた。こっちが飽きたのかな? もちろんそれなりに面白いし、ためになる(笑)のだけれども、作者に余裕みたいなものがなくなったのか、独特の毒づき・視点・諧謔みたいなものよりも、もっぱら「言葉攻撃」が前面に出ているようで、こうなっては他に幾多ある「日本語物」の本と変わらなくなってしまう。年寄りは年寄りの常識をベースにして読んで楽しめるのだろうけど。
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