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生と覚醒のコメンタリー



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一方には理想、根源的変容がなければならないという、理知的または言葉の上の理解があり、そして他方には悩まされたくないという漠とした、しかしまぎれもない 実感、物事をこれまでどうり進めたいという願望、変化、不安定への恐怖がある。それゆえ、精神に分裂が生ずる。そして理想の追求は、二つの矛盾した 部分を合体させようとする試みであり、 それは不可能事である。われわれが理想を追求するのは、 それがわれわれに即座の行為を要求しないからなのだ。 理想は、世間公認の、たいそう立派か延期なのである。
「では、自分自身を変えようと試みることは、常に一種の延期なのですか?」と事務員は尋ねた。
違うだろうか?「変わるように努力してみよう」とあなたがおっしゃる とき、あなたは、自分がすこしも変化する気がないことに気づかれたことはないだろうか?あなたは、変わるか、しからざれば変わらないかのいずれかである。変化しようと努力することは、 実際には、ほとんど無意義なのである。


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