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最後の日記

p.53


この分割、この分離があるときには恐怖があります。すると、この恐怖に打ち勝つ努力や、 慰めや満足や継続感を得るための探求がそこにあります。(われわれは心理的な世界について話しているのであって、物質的な、技術的な世界のことではありません。) 自己をまとめあげたのは時間であり、自我、自己を支えるのは思考です。時間と分離との意義を、心理的に、人対人、民族対民族、文化の一つの型対 対別の型のの区別の意義を本当に把握できさえしたらと思います。この分離、この分割は、思考と時間によって生と死としてもたらされるのです。そして死とともに生を生きること は、われわれの存在の全貌の深い変化を意味するのです。時間も動機もなしで執着を終わらせること、それが生きていて死ぬことなのです。


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